2007年「高句麗伝説」ルーマニア

高麗恵子メッセージ　ルーマニア、ギュルギュウ「高句麗伝説」コンサートに寄せて

たくさんの人が集まりコンサートを心待ちにしていました。前夜は、稲光と雷が止まず大嵐となりましたが、当日は美しく晴れ、清々しい風が吹いていました。自然がお浄めして下さったと感じ、自然が味方してくれるコンサートは大変力強く、快適に臨めました。大きな拍手と歓迎の心で迎えられ、あたたかいコンサートでした。終わってから握手とサインを求められること絶えず、「生涯で一度の出会い」と訴えるルーマニアの人々、子供達の心にふれ、心あたたまる出会いでした。記者会見にて、いだきしん先生はインタビューされました。「人間とは何ですか」と…。「人間の心は宇宙よりも広い」と答えられたいだきしん先生の言葉は、希望の光とし、今も生き続けています。いつも宇宙よりも広い心を取り戻し、経験できるコンサートが生きる力であり、支えです。私は、「言葉の通じない国の人に何をもって伝えるのですか」と尋ねられ、「魂です」と答えると、「その通り」と瞳を輝かせたインタビュアーの人は、早速私にマイクを差し出し、ラジオの番組の収録を始めました。心は通じ、魂はひとつです。